サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)は、今夏の移籍市場でもプレミアリーグのスター選手たちを狙っているようだ。『ESPN』が伝えた。
クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマなど、数々のスーパースターを獲得してリーグの活性化を図るSPL。2023年夏の移籍市場では総額7億5700万ポンド(約1444億円)と記録的な額を投じており、これはプレミアリーグの11億ポンド(約2099億円)に次ぐ世界2位の金額だったという。そして『ESPN』によると、昨夏ほどではないものの、2024年夏の移籍市場でも大金を投じる構えのようだ。
同メディアは、SPLのビッグクラブの補強戦略を分析。アル・アハリはストライカーを、クリスティアーノ・ロナウド所属のアル・ナスルはGKを、アル・イテハドはセンターバックとセントラルMFを獲得しようとしていると模索しているという。
中でもケヴィン・デ・ブライネ&ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、アリソン(リヴァプール)、ラファエル・ヴァラン、カゼミーロ、ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)と名門で中心を担うスター選手のほか、アンドレアス・ペレイラ(フラム)など実績のある選手たちも獲得候補になっているようだ。
なおSPLは、監督もビッグネームを招聘しようと画策しているという。今季限りでバイエルンを退団するトーマス・トゥヘル監督の他、セルジオ・コンセイソン監督(ポルト)、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(チェルシー)らが候補のようだ。今夏もサウジアラビア勢は積極的に動くことになりそうだ。


