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なでしこジャパン世界13位もトップ返り咲きに自信。女子委員長就任の佐々木則夫氏「弱くない。次のW杯で結果を」

JFA(日本サッカー協会)の女子委員長に就任した元なでしこジャパン指揮官の佐々木則夫氏が10日、会見に出席して今後の意気込みを口にした。

現役引退後に大宮アルディージャ指揮官やフロント職を経験後、2008年からなでしこジャパンを率いた佐々木氏は、2011年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)優勝や翌年のロンドン五輪銀メダル獲得など手腕を発揮した。2016年からは大宮のトータルアドバイザー、そして今年に大宮アルディージャVENTUS総監督を務めてきた中、JFA女子委員長の就任に際して双方の職を先日に退任。女子委員長とともに、今後は大宮のシニアアドバイザー職に就くことを発表していた。

女子委員長として就任会見に出席した佐々木氏は、「これまで女子委員として、事業的なものなど様々な代表での活動、特に代表の強化面で長きにわたってサポートしてきました。東京五輪でも何とかメダルをという期待の中、女子委員として頑張ってきました。結果を出すに至らなかった中で、事業や強化など数多くのことを今井純子委員長がやっている体制を少し考えなければならないということもあり、私が体制づくり含めてやっていかなければと強く思い、決意しました」と就任の経緯について説明。池田太監督体制となったなでしこジャパンの強化など、サポートに尽力することを誓った。

「池田太監督は満場一致で選任しました。ベスト4に入れなかった反省を踏まえ、池田監督の体制で結果を出し、新たに日本女子サッカーの未来をつくっていくということは急務です。私も微力ながら池田体制を支えていく決意です」

「普及や育成、審判、女性に関わるサッカー関連などの事業面と、アンダー17や20、トップチームの強化面という二つの分野に関して、今までは一人でやるという難しい状況でした。今後は事業的な要素を経験のある今井さんに、そして強化面は特にユース年代の代表クラスをまとめてもらう役割をもう一人の方に。私は委員長としてそこを統括するというトライアングルの形で、と会長にはお話しています。12月の理事会で通ればそのような体制になります」

「来年に予選が始まり、2年後にワールドカップ、3年後にはパリ五輪があります。この2つに対して本気になって日本サッカー協会、女子委員会、なでしこジャパンスタッフ、我々一同が結集し、タイトルを取るという目標を掲げて進んでいきたいです。池田体制をしっかりとサポートし、ワールドカップに出場して結果を出すという思いを強くもって仕事をしていきたいです」

また、2011年からW杯優勝など隆盛を極めたなでしこジャパンだが、欧州など世界の女子サッカーの急激なレベルアップもあって、2019年W杯はベスト16、東京五輪はベスト8という結果に。FIFAランキングでも13位に後退しているが、佐々木氏はトップ・オブ・トップへの返り咲きに自信を示した。

「ランキング13位ということについては、『少し下がってしまった』くらいにしか感じていません。東京五輪でカナダが優勝するなど、アメリカと欧州のみならず、ベスト15位までくらいのチームは今、どこが優勝するかというほど詰まっていて全体レベルが高いです。結果を出せなかったことについて、なでしこを応援してくれているサポーターは首をかしげているところもあるかと思いますが、選手層は私の頃よりも厚くなっています」

「その中でコンビネーションや成長してきた技術面を強さに変えていければ、我々も優勝できるはずです。カナダが結果を出して、オランダも欧州で結果を出している。なでしこはそんなに弱くない、結果を出せないチームではないと私は信じています」

「池田太監督が攻守にわたってまとめて、それをしっかりとサポートしていけば、時間はそんなにないですが1年半あれば我々は結果を出せると、信じて準備していけるだけのものになってきています。13位くらいの位置ならば十分に(大きな大会での結果を)目標にできると私は思っています」

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