バイエルン・ミュンヘンのFWリロイ・サネはホームのサポーターからブーイングを受ける一幕があった。
サネは昨夏、マンチェスター・シティからバイエルンへと加入。公式戦44試合10ゴール12アシストと一定の結果は残したものの、6000万ユーロ(約77億2000万円)という巨額の移籍金に見合う活躍は見せられなかった。
そして迎えた今シーズン。ブンデスリーガ第2節でバイエルンはケルンをアリアンツ・アレーナに迎え、ホーム開幕戦を戦った。上限2万人の観客が入り、久々にホームのサポーターの前で3-2と勝利を飾った。
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一方で、先発したサネの出来は低調なものに。7つのパスミス、11回もポゼッションロストを記録し、ハーフタイムでジャマル・ムシアラと交代。そのムシアラは5分でアシストを記録して『ビルト』のベストイレブンに選出された一方、サネは『ビルト』と『キッカー』で両チーム最低となる「5」の採点をつけられている。
また、試合中にはホームのサポーターからサネに対して口笛(ブーイング)を吹く声も。さらに、ムシアラとの交代がアナウンスされたとき、サポーターからは拍手も聞こえたという。ユリアン・ナーゲルスマン監督はこれらについて「前半は、チーム全体として良い試合ができなかった。(サネに対するファンの)口笛も聞こえてきた。ファンは自分の選手を応援すべきだ。それ以外は何の役にも立たない」と擁護したものの、厳しい状況であることは確かだ。
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