マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督が、MFジェイドン・サンチョに賛辞を送った。
2021年にドルトムントから加入したサンチョ。しかし昨季はチームの不調も相まって苦戦が続き、プレミアリーグ29試合で3ゴール3アシストに終わった。高額な移籍金もあって批判が集中すると、今季も難しい戦いが続いていた。すると「肉体的、精神的疲労」を理由に昨年11月から離脱している。
それでも約3カ月の離脱を経て、4日に行われた第22節クリスタル・パレス戦(2-1)でベンチ入り。そして8日の第8節延期分リーズ戦(2-2)に59分から途中出場して復帰を果たすと、70分に同点ゴールをマーク。いきなり結果を残した。
試合後、テン・ハーグ監督は『スカイスポーツ』のインタビューで「嬉しいね。彼が素晴らしい選手であることはわかっているし、間違いなくチームにとって大きな影響を与える存在になれるはずだ。今夜はそれを示している」と賛辞を送った。
「彼はコンスタントに大きなインパクトを与えられると思っている。だが、全員と同じく毎日ハードワークしないとね。今この瞬間、良いムードを感じているようだ。それが彼を強くさせ、モチベーションになる。そうすればもっとゴールを決められるだろうね。素晴らしい選手だし、2点目は本当に楽しめたよ」
「彼がやってくれたことは嬉しいし、誇りに思う。難しい時期があったのは確かだが、自分自身を再発見したんだ。それは評価されるべきだろう。傑出した存在になる力がある。私は彼をサポートしていくし、コーチやチームもそうだ。だが、最終的には彼自身がやらなければいけないんだ」
マンチェスター・Uは今後、12日に第23節で再びリーズと対戦。さらに16日には、バルセロナとのヨーロッパリーグ・プレーオフ第1戦に挑むことになる。大一番を前に、サンチョの復帰は力になりそうだ。
.png?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)


