セリエAは7日に第7節が行われ、サンプドリアは敵地でカリアリと対戦した。
開幕連敗スタートも、直近4試合で3勝1分けと好調のサンプドリア。上位浮上を狙う一戦で、吉田麻也は5試合連続の先発出場を果たしている。
サンプドリアは立ち上がりからボールを握るが、6分に低い位置のクロスからジョアン・ペドロのヘッドを許し、これがバーに直撃。いきなり肝を冷やす。28分の被カウンターの場面では、吉田はスペースに出たボールでジョアン・ペドロと競争となったが、ノーファールでピンチを防ぐ。日本代表DFは、相手のエースと激しいマッチアップが続く。
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すると39分、サンプドリアはアウジェッロのバックパスが短くなったところをナンデスにさらわれると、アウジェッロが腕を使って倒してしまう。主審は最初にイエローカードを提示したが、VARレビューの結果レッドカードに変更。サンプドリアは長い時間数的不利を余儀なくされた。
サンプドリアは後半開始早々、トネッリがジョアン・ペドロを倒してPKを献上。主将にそのまま決められ、失点を許す。数的不利の中でもボールを持ってゴールを目指すサンプドリアだが、逆にカウンターからピンチを迎えるなど難しい時間が続く。
そして前掛かりとなっていた69分、敵陣でボールを奪いきれず、ナンデスに抜け出される。吉田も懸命に戻るが間に合わず、追加点を奪われた。78分にもネットを揺らされたが、VARレビューの結果ノーゴールで一命をとりとめる。しかし最後まで反撃できず、0-2で敗れた。
好調だったサンプドリアは、これがリーグ戦5試合ぶりの敗戦に。一方のカリアリは、前節ボローニャ戦（2-3）の敗戦を取り戻す白星を挙げている。
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