ザルツブルクの北野颯太がラピード・ウィーン戦で決勝点をマークした。
5日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第9節でザルツブルクはホームで首位ラピード・ウィーンと対戦。北野はベンチスタートで、川村拓夢とチェイス・アンリはベンチ外となった。
序盤は苦しんだザルツブルクだが、徐々にリズムをつかみ始め、38分に先制に成功する。クレメント・ビショフが落としたボールをペナルティエリア手前でスマイラ・ジャバテが豪快に叩き込んでホームチームに先制点をもたらす。しかし、すかさず反撃に出たラピード・ウィーンは、45分に右サイドを崩してマティアス・ザイドルがグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだアンドリヤ・ラドゥロヴィッチがゴール右隅に流し込んで同点とする。
1-1で迎えた後半、53分にビショフに代わった途中出場した北野が貴重な勝ち越し弾を決める。裏に抜け出したエドモンド・ベイドゥーのシュートは相手GKのセーブに遭い、こぼれ球も同選手が押し込んだが再度セーブされる。それでも、そのこぼれ球をゴール前に詰めていた日本人FWが押し込んでついにネットを揺らした。なお、北野にとって、この得点はリーグ開幕節以来2カ月ぶりの今シーズン2得点目となった。
その後、ザルツブルクは追加点を目指し、カウンターを中心にチャンスを作るが、ムサ・クンフォロ・イェオのシュートはポストに嫌われる。反対にラピード・ウィーンにはPKのチャンスが訪れるも、ザイドルのシュートは大きく外れて同点ならず。
試合はこのまま終わり、北野が得点を挙げたザルツブルクがラピード・ウィーンに2-1で勝利した。
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