アーセナルは、フランス代表DFウィリアン・サリバについて“アンタッチャブルな存在”と考えているようだ。
2022年夏からアーセナルのトップチームに本格的に合流したサリバ。すでに公式戦134試合に出場すると、チームのDFリーダーの1人として近年の躍進を支えてきた。その活躍からフランス代表にも選出され、すでに28キャップを記録するなど主力に成長している。
そんな24歳DFだが、現行契約は残り2年に。世界中のビッグクラブからの関心が伝えられており、中でもレアル・マドリーはセンターバックの最優先ターゲットとして今夏~来夏に向けて獲得を検討していることが報じられていた。
しかし、アーセナル側に売却の意思は一切ないようだ。スペイン『as』によると、レアル・マドリーはサリバを「哲学に合致する理想的な選手」と考えており、いずれかのタイミングでの獲得を熱望している模様。だが、アーセナルは「一歩も譲る気はなく、レアル・マドリーの関心にもひるむことはない」という。
アーセナルはサリバを“アンタッチャブルな存在”としており、売却の可能性を一切拒否。ミケル・アルテタ監督を含め、レアル・マドリーの関心を聞き入れるつもりはないようだ。1億ユーロ(約173億円)を超えるオファーでも拒否する考えであるとのこと。さらに契約延長にも動いており、現在サリバが受け取る年俸は1000万ユーロ(約17億円)だが、現チームで最も高給を受け取る選手たち(カイ・ハヴァーツ、ガブリエウ・ジェズス、マルティン・ウーデゴール、ブカヨ・サカなど)に近い金額まで引き上げるつもりだと伝えられている。契約交渉はまもなくスタートするようだ。今後の動向に注目が集まっている。




