リヴァプールFWモハメド・サラーは、ユルゲン・クロップ監督の退任や自身の将来について語っている。
クロップ監督指揮下の2017年にリヴァプールに加入したサラー。すぐさまエースに君臨すると、公式戦334試合で205ゴールをマークし、チャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献してきた。
そんなエジプト代表FWは、『スカイスポーツ』のインタビューでクロップ監督の今シーズン限りでの退任について回想。1月26日の発表前のことを振り返っている。
「通常、午前10:30にミーティングは行わない。いつもはその時間に集合して正午から練習をやるんだ。でもその日は、10:30にミーティングがあると言われたんだ。監督の代理人がいたから『ああ、契約更新するんだ』と思ったよ」
「そしてミーティングの5分前、フィルジル(ファン・ダイク)に『ミーティングの内容は知ってる?』と聞かれた。僕は『知らないよ』と応えた。すると、彼は『監督が辞めるんだ』と言ってきた。『本当に? 監督が退任するの? 本気? なんで?』と聞いたけど、彼も『わからないんだ』と話していたよ」
「その後に監督が来て、ただその事実を言った。それまで誰も知らなかったし、不思議だった。メディアでも何も報道されていなかったしね。誰も準備できていない中、ただそう言ったんだ。僕らにとっても、クラブにとっても不思議な日だったよ」
一方でサラーは、自身の去就についても言及。現行契約は2025年6月までとされる中、「クロップの退任は影響を与える?」と問われると、以下のように語った。
「いや、それはないよ。すべてが動いていくのは人生の一部だ。すでに非常に重要だった選手たちも去ってしまったし、監督も退任することになった」
「いつかは僕もここを離れることになるだろう。でも(クロップの退任が)影響を与えるわけではないよ」



