シエラレオネ代表vsエジプト代表戦で発生した事案について、エジプト代表のチームマネージャーが見解を示した。
20日に行われたワールドカップ・アフリカ予選で、シエラレオネと対戦したエジプト。リベリア開催の一戦となったが、マフムード・ハッサンの2ゴールで勝利を飾り、連勝でグループAの首位をキープしている。
しかしこの試合の終了直後、ピッチに複数のファンが侵入する事件が発生。サラーは標的とされたが、チームメイトと警備員が妨害し、選手は軍の隊員に守られながらピッチを後にしていた。サラーに被害はなかったものの、安全管理面について問題が指摘されている。
そんな中、エジプト代表チームのマネージャーであるモハメド・ゴラバ氏が『The Athletic』の取材に応じ、「暴行という話はまったくない」と主張。以下のように続けた。
「ここの人々は親切であり、リヴァプールやアーセナルを応援している。彼らにとって、サラーとモハメド・エルネニーはアイコンであり、もう一度この国に来てほしいと思っているんだ」
「彼らにとって、今回はサラーが自分たちのピッチでプレーする唯一の機会だ。ピッチに入る他のファンと同様、普通のことだよ」
なお『The Athletic』は、「サラーに対する安全保障を軽視している」と指摘している。
