リヴァプールのFWモハメド・サラーはトレント・アレクサンダー=アーノルドへのブーイングに見解を示した。『スカイスポーツ』が伝えている。
リヴァプール生まれで2016年にトップチームデビューを飾ったアーノルド。通算353試合に出場して多くのタイトル獲得に貢献してきたが、今季限りでの退団を発表した。フリーでチームを去る事になり、直近のアーセナル戦では途中出場する際に一部のサポーターからブーイングを浴びている。
サラーはそれについて「どういうわけか、ファンは彼に対して厳しかったと思う」と話す。
「彼は当時、それに値しなかったと思う。彼はファンのためにすべてを捧げたのだから、ファンが彼にできる限り最高の扱いをするのは当然だった。たとえ6か月間だけでもここに来てくれた人々を常に感謝する人に対して、このような態度を取るべきではない。20年間全力を尽くしてきた選手を想像してみてほしい。こんな風であってはならない。次のブライトン戦、あるいはシーズン最終戦で状況が変わることを願っている。彼には別れを告げる価値があるのだから」
さらに、サラーはアーノルドについて「本当に彼を愛している。彼はクラブを去るにあたり、最高の別れを迎えるに値すると思う」と述べている。


