Mikel Arteta Bukayo Saka 2023-24Getty Images

連続出場続くサカ、CLで足を痛めて負傷交代…アルテタの起用に疑問の声「選手層を活用できていない」

アーセナルMFブカヨ・サカの起用法に関し、現地記者から疑問の声が上がっている。

アーセナルの下部組織から17歳でトップチームデビューを果たして以降、瞬く間にスターダムへのし上がったサカ。チーム内で絶対的な存在となっているものの、近年の試合出場数は度々話題に。現在87試合連続でプレミアリーグの試合に出場しており、さらにイングランド代表としても直近16試合中15試合に出場するなど、疲労も心配されていた。

そんな22歳MFだが、直近のプレミアリーグ2試合はいずれも足を痛めて途中交代となっていた。それでも3日のチャンピオンズリーグ(CL)RCランス戦に先発すると、先制点をアシスト。しかし、自らピッチに座り込んでプレー続行不可能となり、34分にファビオ・ヴィエイラとの交代を余儀なくされている。

試合後、ミケル・アルテタ監督は「筋肉系の問題で、続けられなかったので交代させる必要があった。それ以上のことはわからないが、彼がプレー続行できないほど大きな問題で、それは我々にとって心配なことだ」とコメントしている。

そしてアルテタ監督の起用法について、『CBS Sports』のジェームズ・ベンジ記者は「サカが休めるとしたらこの試合だった」とし、「アルテタに選択肢が不足していたわけではなかった。これは初めてではないが、監督はかつてないほど厚くなった選手層を最大限に活用できていないように見える」と苦言を呈している。

「(8日の次戦)マンチェスター・シティ戦は今季のターニングポイントになると言っても過言ではない。昨季彼らを破っていれば優勝できたはずだ。日曜日の結果は、今夜よりもはるかに重要になる」

「アーセナルのプレミアリーグ連続試合出場記録を更新するサカの耐久力に称賛の声も上がっているが、先月22歳になったばかりの彼にそれを求めるのはやり過ぎだと疑問もある。過去3年間だけで173試合に出場しているのだ。こうする必要はあるのだろうか」

途中交代を強いられたサカだが、後半途中にはベンチに戻っており、ベンジ記者は「予防措置だったかもしれない」とも指摘。しかし「再びサカを先発させるのは、何と不必要なリスクだったのだろうか」と持論を展開している。

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