サディオ・マネがリヴァプール時代の同僚であるモハメド・サラーとの関係性について『リオ・ファーディナンドポッドキャスト』で明かしている。
現在はアル・ナスル所属のマネは、リヴァプール時代の2019年8月のバーンリー戦で3-0で勝利した際に、サラーとの口論が伝えられた。得点機でパスをもらえず、マネはベンチに下がった際に激昂している様子が見られたが、当時の関係性についてこう振り返る。
「みんな同じことを言うけど、別に悪いことじゃないと思う。僕は物静かなタイプだけど、チームのみんなとは仲が良いんだ。ピッチ上では、彼が僕にパスを出してくれる時もあれば、出してくれない時もあった。ボールをシェアしていたのはボビー(ロベルト・フィルミーノ)だけだった」
「バーンリー戦の試合で、彼がパスを出すべき時に出してくれなかったことに、本当に本当に腹を立てたことを今でも覚えている。試合後、本当に腹が立った。翌日、彼は僕のところにやって来た。話したかったのに、どう言えばいいのか分からなかったんだ。前の晩、会っていなかったから、彼はまだ僕が怒っていると思っていたんだ」
「彼は『話してもいいか?』と言った。僕は『わかった、問題ない、行く』と答えた。すると彼は『君にパスしたくなかったとでも思っているのか?僕は得点していない。ボビーが得点したんだ。でも、ボールを持った時でさえ、君にパスしようとは思っていなかったし、君が見えるわけでもなかった。ただボールを持って、シュートしたかっただけさ。君に恨みはない。正直に言って、君にパスできるなら、君が見えたら、そうするよ』と言ったんだ」
「『大丈夫、心配しないで。大丈夫、大丈夫。君のクオリティならもっとパスできると思ったから、僕は怒ったんだ』って言ったんだ。あの日から、僕らはもっと親しくなったと思う。そういうこともある。僕にとっては、個人的な問題じゃなかった。彼はただゴールを決めたいだけなんだ。それで僕は彼に言ったんだ。『モー、君がトップスコアラーになりたいと思っていることを知ってるから、僕は君を大いに助けられる。僕はそういう問題を抱えていないから、君を助けられる。もっと君を助けるよ』って」
マネはリヴァプールで6年間の成功を収めた後、2022年にバイエルンへ加入。1年間の在籍後、サウジアラビアのアル・ナスルへと加入している。


