名将アリゴ・サッキ氏がイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、チャンピオンズリーグ(CL)16強で敗退したアンドレア・ピルロ率いるユヴェントスに苦言を呈した。
過去にミランやイタリア代表の指揮官を務め、ワールドカップ優勝やスクデットなど様々なタイトルを獲得してきた名将サッキ氏。74歳のイタリア人指揮官は、ポルトとのCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグにおいて、延長戦の末に3-2で勝利したものの、2試合合計4-4でアウェーゴール差により敗退したユーヴェについて厳しい見解を示した。
■C・ロナウド頼みでなく組織プレーに徹するべき
サッキ氏は、FWクリスティアーノ・ロナウドの個の力ではなく、組織プレーに重点を置くべきであると主張する。
「話は数学と同じ。1に1を掛けても1にしかならない。しかし1に10を掛ければ10になる。カルチョはチームスポーツなんだ。C・ロナウド1人を頼った場合、彼が失敗すれば大変なことになる。(ディエゴ)マラドーナだってそうだった。彼はC・ロナウドよりも偉大だったが、1人の力ではCLで優勝することはできなかった」
「私は指揮官として、すでに名声を確立した選手の獲得を望んだことは一度もない。チームワークに貢献しないことを恐れていたからだ。10人の選手を獲得しても、チームとしてまとまらなければ勝てない。レアル・マドリーの銀河系軍団を覚えているか?攻撃陣には(デイヴィッド)ベッカム、ラウール(ゴンサレス)、ロナウド、(ジネディーヌ)ジダン、(ルイス)フィーゴがいた。さらにベンチには、バロンドール受賞者の(マイケル)オーウェンや、(フェルナンド)モリエンテスもいたが、優勝カップを獲得できなかった」
サッキ氏は、指揮官としての経験がないままに、ユヴェントスの監督に就任したピルロにも首を傾げる。
「ピルロを評価すること自体は難しい。なぜなら彼が自身の考えを伝えたのか、それともユーヴェで指揮を執れるのならばとキャリアがつぶれるリスクも覚悟してすべてを受け入れたのか、どちらか分からないからだ。昨シーズンは(マッシミリアーノ)アッレグリから(マウリツィオ)サッリへと引き継がれた。2人は共に優れた指揮官ではあるが、まったく性質が異なる。それでも同じチームを保っていた。一貫性がない。私のアドバイス?組織的で攻撃的なカルチョを展開しようという哲学を持った指揮官を選択するべきだということだ」
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