2021-02-09-bologna-takehiro-tomiyasu(C)Getty images

「多くのクラブがサムライを欲しがっている」冨安健洋への関心にボローニャ幹部が言及

ボローニャのテクニカルディレクター(TD)を務めるヴァルテル・サバティーニ氏が8日、ローマの地元メディア『Teleroma 56』のテレビ番組に出演して日本代表DF冨安健洋について言及した。

冨安は2019年夏にシント=トロイデンからボローニャへステップアップすると、すぐさまセルビア人指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチの信頼をつかみ、右サイドバックの不動のレギュラーとして印象的な活躍を示した。そんな成長著しいボローニャの若手DFは、移籍市場も賑わせてきた。

昨夏は、ローマやナポリに加えて、ニューカッスルやウェストハムなどプレミアリーグ勢からも熱視線が注がれたとされる冨安。今シーズンの開幕戦でセンターバックとして起用されると、CB補強を検討していた対戦相手のミランも獲得に乗り出したことが伝えられた。

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ミランが提示した2000万ユーロ(約25億円)のオファーが不十分であるとボローニャが判断し、移籍は実現しなかったと報じられたが、冨安は今シーズンのセリエA全試合にフル出場するなど活躍を続け、リーグを代表する期待の若手として現在も注目を集めている。

そんな中、ボローニャのサバティーニTDがTV番組に出演。自身の古巣であるローマについて質問を受け、「現在、ローマのディレクターだったらボローニャから誰を獲得したいか」と問われると、「そんなこと聞かないで欲しい。ローマでプレーできるレベルの選手はたくさんいる。しかし、ローマが関心を抱いていないんだよ」と吐露した。

続いて番組出演者から「例えば、私なら日本人選手を獲得するよ」と持ち掛けられると、サバティーニ氏は「サムライを欲しがっているクラブは多い。しかしローマは関心を持っておらず、メルカートはできないので話をしても無駄だ」と明かした。また選手の名前は明かせないとしつつ、「ボローニャには、ローマだけでなくユヴェントスやインテル、ミランでプレーできるレベルの選手が3、4人いる」と述べている。

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