レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスは、不振にあえぐチーム状態に言及し、今後の巻き返しが可能であることを強調している。
リーガエスパニョーラ第10節、敵地でジローナに1-2と敗れたマドリー。首位バルセロナとの勝ち点差は「8」まで広がり、リーガ連覇に向けて早くも暗雲が立ち込めている。
S・ラモスはスペイン『オンダ・セロ』『ラジオ・マルカ』で現状を次のように分析した。
「僕たちの感覚は心地の良いものではない。レアル・マドリーのようなクラブにいれば、多くの試合で敗戦することには慣れないからね。その感覚を無視してはいけない。だけど、それを認めるのは、いつだって苦しい作業だ」
「リーガ制覇という目標を掲げていれば、なおさらそうだ。その道のりで、勝ち点をプレゼントするような真似は許されないからね。日曜日の試合(ジローナ戦)のように勝ち点を落とすのは、本当に辛いよ」
一方、これからの戦いに向けて、団結する必要性を説いている。
「ここでは、責任を負うべき者など存在しない。勝てばそれはチームの功績で、負けた時も同じだ。ミスを指摘したり、誰かの責任にするべきじゃない。その逆だよ。全員が、もう少し力を出さなければいけないんだ」
「ジローナ戦では、良い部分もあった。おそらく、僕たちはインテンシティを落とすべきではないところで落としてしまった。彼らは自分たちの時間帯にチャンスを生かした。ただ、僕たちが前半の3、4度の決定機のいずれかを決めていれば、異なる試合が見られただろうことは言っておくよ」




