18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節、アトレティコ・マドリーvsレアル・マドリーの一戦は、スコアレスドローに終わった。この結果、両チームともに勝ち点を24としたが、バルセロナが同じ節で勝利したため、首位との勝ち点差は10に広がった。
レアル・マドリーにとって大きな不安要素となったのは、この試合でセルヒオ・ラモスが負傷したことだろう。
同選手は前半35分、ゴール前で味方の折り返しに対し、ダイビングヘッドを敢行。しかし、足を出して防ごうとしたルーカス・エルナンデスに顔面を蹴られる形になり、鼻を強打する。レフェリーはこの一連のプレーにPKを与えることはしなかったが、S・ラモスは鼻血が止まらず、鼻周りは大きく腫れ上がった。チームのメディカルスタッフが診たところ、鼻骨骨折が確認されたという。その後、前半のみでS・ラモスはベンチに退いた。
現時点でS・ラモスが次の試合に問題なく出られるかどうかは不明だが、一部スペインメディアの報道によると、フェイスガードを着けて試合に出場する可能性があるという。
レアル・マドリーは21日にチャンピオンズリーグのグループリーグ第5節アポエル戦、26日にはマラガとのリーグ戦が控えている。果たして、S・ラモスは次戦以降も試合に出場できるのか、巻き返しを狙うレアル・マドリーにとって頼れるキャプテンの負傷は懸念材料となりそうだ。




