シェフィールド・ウェンズデイは6日、ヴィッセル神戸からDF初瀬亮が完全移籍で加入することを発表。移籍金なしのフリートランスファーでの加入となる。
現在27歳の初瀬亮は、ガンバ大阪の育成組織出身。2016年にトップチーム昇格を果たし、G大阪では公式戦51試合に出場。2019年にヴィッセル神戸へ完全移籍後、アビスパ福岡へのレンタルを経て復帰し、2023シーズンはJ1リーグ34試合中33試合にスタメン出場。神戸のJ1初優勝、2024年のJ1リーグと天皇杯の“2冠”にも大きく貢献した。神戸での通算成績は公式戦195試合出場4ゴールをマークしている。
シェフィールド・ウェンズデイは1867年創設の歴史あるクラブ。プレミアリーグ創設時(1992-93シーズン)には8年間1部に在籍していたが、1999-2000シーズンに降格後、現在までプレミア復帰はなし。2020-21シーズンからの2年間はリーグ1(3部)に所属していたが、昨季よりチャンピオンシップ(イングランド2部)に復帰している。
現在、チャンピオンシップでは7人の日本人選手が活躍中。
・坂元達裕(コヴェントリー)
・斉藤光毅(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
・平河悠(ブリストル・シティ)
・橋岡大樹(ルートン・タウン)
・大橋祐紀(ブラックバーン)
・田中碧(リーズ)
・瀬古樹(ストーク)
初瀬は8人目の日本人選手としてチャンピオンシップに挑むことになる。近年、日本人選手のイングランド2部での活躍が増えており、初瀬の適応と成長にも期待がかかる。


