バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、16日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身の古巣インテルについて見解を示した。
ルンメニゲ氏はかつて、選手として1980年代にインテルで活躍。3シーズンにわたってプレーした経験を持つ。そんなバイエルンCEOは、今シーズンのセリエAのスクデット争いで、2位ミランに9ポイント差をつけて独走するアントニオ・コンテ指揮下の古巣に言及。指揮官の手腕を称えた。
「他のチームよりもパフォーマンスが安定しており、戦術面も非常に面白いものがある。チームに適合した戦術は、コンテが行ってきた素晴らしい仕事のおかげと言える。現在のインテルは、彼が監督に就任した2年前とは違うチームに成長した」
「プレースタイルは好きだよ。ディフェンスが安定しているし、攻撃陣は最高だね。ラウタロ(マルティネス)と(ロメル)ルカクは本当に良いプレーを見せている。それに中盤も良い。私の友人である(インテルCEOのジュゼッペ)マロッタとクラブが上手な選択して作り上げたものだ。インテルの試合はテレビで見ていて本当に楽しいよ」
インテルのユニフォームを自宅に保管しているというルンメニゲ氏。しかしまだユニフォームを取り出し、2010年を最後に遠ざかるリーグ優勝を祝う段階にはないと話す。
「ユニフォームは持っているが、今は集中力を切らさないことが重要だ。非常に良い時期ではあるが、すでにスクデットを獲得した気分になってしまってはならない。最後まで集中力を維持できれば、明らかに優勝できるはずだと考える」
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