ローマのタミー・エイブラハムが膝靱帯損傷を負い、長期離脱を余儀なくされる。
4日の2-1でローマがスペツィアに勝利したセリエA最終節で後半半ばに途中交代でピッチに立ったエイブラハム。しかし、投入されてからわずか10分強で膝を負傷してレオナルド・スピナッツォーラとの交代を余儀なくされていた。
交代時に涙を流しながら退場したエイブラハムの状態に対して心配な声が上がる中、5日に検査結果が判明。『スカイスポーツ・イタリア』によると、同選手は左膝の前十字靭帯を負傷したことが確認されたようだ。
現時点で手術の有無に関しては判明しておらず、引き続き検査が必要になるようだが、同メディアによると、エイブラハムは5カ月から6カ月の離脱になる模様。そのため、復帰は早くても11月以降になる見込みだ。
なお、ローマで2シーズン目を過ごしたエイブラハムに対しては、古巣のチェルシーをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドやアストン・ヴィラといったプレミアリーグ勢が関心を寄せており、今夏にイングランドに復帰する可能性が浮上していた。しかし、この度の負傷で移籍実現の可能性はかなり低くなったと考えられている。


