Josè Mourinho RomaGetty Images

モウリーニョ、ローマとの契約延長の見込みなく今季退任の可能性か…伊著名記者が指摘

ジョゼ・モウリーニョが今シーズン限りでローマ監督を退任する見込みであると、イタリアメディア『スカイスポーツ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が16日、伝えている。

モウリーニョは、2021年夏にローマ指揮官に就任。1年目にヨーロッパ・カンファレンスリーグのタイトル獲得に成功したほか、昨シーズンはヨーロッパリーグ準優勝の成績を収めた。しかし今シーズンは、厳しい台所事情もあり、セリエA8試合を終えて3勝2分3敗の成績で10位と低迷が続いており、ポルトガル人指揮官の周辺も騒がしくなってきた。

そんな中、移籍情報専門家であるイタリア人有名記者は、今シーズン終了後にローマとの契約期限を迎えるモウリーニョに、契約延長の動向はなく、このまま退任する見込みであることを伝えた。

「ローマとの契約更新はないだろう。交渉はこれまでに行われたことはなく、現時点もない。モウリーニョは一方で、サウジアラビアからラブコールを受けている。今年の夏にも、サウジアラビアのクラブが彼の獲得を望んでいたが、スペシャルワン(モウリーニョの愛称)は、少なくともあと1年、ローマに残るために巨額のオファーを拒否した」

さらにディ・マルツィオ記者は、今後のモウリーニョの去就について、自身の見解を続けた。

「ポルトガル人指揮官が将来、何をしたいと考えているのかを見極める必要がある。別のトップクラブからのオファーを待ち、もう一度ハイレベルなヨーロッパでの経験を続けるのか、そうでなければ、サウジアラビアへ指揮を執りに行くのかをね。ただ、現時点において、(ローマとの)契約更新のサインへ向けた面会につながる材料はない」

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