ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが31日のヴェローナ戦終了後、『DAZN』のインタビューで18歳のMFクリスティアン・ヴォルパートに賛辞を贈った。
モウリーニョ率いるローマは31日、セリエA第12節においてヴェローナと敵地で対戦。27分に先制点を奪われるも、相手の退場による数的有利を活かして前半終了間際に追いつくと、後半、18歳の若き才能ヴォルパートらが追加点を挙げて3-1で勝利を収めた。
FWパウロ・ディバラを欠く中、4位へと浮上したローマの指揮官は、サルヴァトーレ・ボッケッティ率いる19位ヴェローナの健闘を称えた。
「1ポイントを獲得するために奮闘していたヴェローナを評価したい。ボッケッティは優秀な指揮官で10人となったチームも上手く統率していた。何度も困難な場面を作られてしまったよ。もちろん勝利には非常に満足しているが、ヴェローナのことを考えると残念だ。あの順位は厳しいだろう」
続いてモウリーニョは、チームのパフォーマンスを振り返りつつ、決勝点を挙げたヴォルパートに言及。OBフランチェスコ・トッティ氏がスカウトし、同氏のスポーツコンサルタント会社と契約するオーストラリア生まれの逸材に賛辞を贈った。
「システムを2回変更し、勝つために全力を尽くした。違いを作り出せる(ネマニャ)マティッチのことも信じていたが、私はこのバンビーノ(少年)の才能と創造性を信じていた。ヴォルパートはすでにトップチームにふさわしいポテンシャルを持った選手だ。まだ若く、毎日、多くを学んでいかなければならないが、すでにトップチームでプレーできるレベルにある。彼なら試合を変えられる力を持っていると思っていた」




