ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが、ブラジル代表監督のオファーを拒否したと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が9日、伝えている。
2022年カタール・ワールドカップ(W杯)終了後、母国ポルトガルやブラジルからの代表監督就任のオファーが舞い込んでいたモウリーニョ。チッチ監督の後任となるセレソン指揮官の座を巡っては、元ブラジル代表のロナウド氏からラブコールが送られたほか、ポルト時代の教え子であるカルロス・アウベルト氏がポッドキャスト番組「Mundo GV」において、「おそらくモウリーニョがブラジルの次期監督になるだろう。情報源は言えないが、私は彼のアシスタントコーチにならないかと打診を受けた」などと発言して注目を集めた。
だが、セットプレーにおいてセリエA随一の強さを誇るローマで指揮を執るモウリーニョ。8日に行われたセリエA第17節では、王者ミランとの一戦において、終盤のセットプレーからの2発で0-2の劣勢を覆してドローに持ち込むなどチームは勢いに乗る。
ローマは今シーズン、リーグ戦4位以内の目標を目指すだけでなく、コッパ・イタリアやヨーロッパリーグの舞台においても試合も残しており、モウリーニョがクラブにおいて集中して取り組むべき仕事は多い。イタリアメディアのアンジェロ・マンジャンテ記者は、そんな背景から「スペシャル・ワンがポルトガルのオファーを拒否した後、セレソンにも『ノー』と返答した」と報道。「ジョゼ・モウリーニョがブラジルの要請に応じる姿勢はない」などと綴り、ローマでの仕事に専念する意向であることを伝えた。
