ローマのスポーティングディレクターを務めるチアゴ・ピント氏は、グラニト・ジャカがアーセナルから退団したがっていたと主張した。
今夏の移籍市場で去就に揺れたジャカ。度々退団が噂されるもアーセナル残留を続けてきた同選手に対して、ローマが強い関心を寄せる。一時はジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームに移籍するのではないかと報じられていたが、最終的にエミレーツ・スタジアムでプレーを続けることが決まり、先日には新契約を締結した。
そんなスイス代表MFの獲得に失敗したローマのピント氏は「多くの選手を連れてくることができてうれしいが、中盤の選手についていろいろと聞かれている。みんなが知っての通り、私たちはジャカを追いかけていて、彼もローマに来たがっていた。しかし、アーセナルが彼を放出しなかった。これがこの移籍市場で私が後悔していることだ」と嘆いた。
それでも、タム・エイブラハムやルイ・パトリシオを獲得するなど有意義な夏を送ったローマのスポーティングディレクターは、移籍市場を総括した。
「近年のフットボール史の中で最も難しい移籍市場だった中で、私たちは良い仕事をしたと言える。自分自身を良いスポーティングディレクターと言いたくはないが、最高のコーチを呼び寄せ、チームを強化した。これから今回の反省をすることになるが、私たちはよくやった」




