ローマに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが5日のカリアリ戦終了後、新指揮官ダニエレ・デ・ロッシとジョゼ・モウリーニョの違いに言及した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
モウリーニョの解任後、デ・ロッシの下で再出発したローマ。5日のカリアリ戦では、ディバラのPKを含むドッピエッタ(1試合2得点)などで4-0と大勝し、セリエAで3連勝を飾った。そんな中、昨シーズンにモウリーニョ指揮下のローマに加入したディバラは、ポルトガル人指揮官について触れた。
「彼に言うべきことは、個人的に伝えた。シーズン途中で指揮官を失うのは良いことではない。みんなの責任だったと思うが、カルチョにおいて、指揮官がその代償を払うものだ。だが僕ら選手たちもチーム内のことに目を向けて、何が起きたのかを理解しなければならない」
また30歳のアルゼンチン代表FWは、モウリーニョと現指揮官デ・ロッシのマネージメントにおける変化について語った。
「モウリーニョとデ・ロッシは異なる。あのことが起きてから、僕らはチーム内を見渡したが、ダニエレは、チームに熱狂をもたらしたように思う。彼は、ローマの人々のことを知っている。それから僕らは、内に秘めていたが引き出せていなかったものを、引き出せるようになった。ここ数週間、ミッドウィークの試合がなかったことも、彼の戦術を理解するうえで助けになった」
新指揮官からは、チームのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏との比較を受けたディバラ。「フランチェスコと長年を共にした彼からそう言ってもらえて、とてもうれしく思っている。もちろんトッティは、ここローマでそしてイタリアで唯一無二の存在だった人だ。彼の言葉はうれしい限りだ」と喜んだ。




