トリノを退団したイタリア代表FWアンドレア・ベロッティは、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマ加入の可能性が高まっているようだ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』がその動向を伝えている。
28歳のベロッティは、2015年夏にパレルモからトリノへ移籍。以降7シーズンにわたってトリノに忠誠を尽くしてきた。だが元トリノのバンディエラは昨シーズン限りで契約満了により長らく所属したクラブに別れを告げ、新天地を求めている。
『コリエレ・デロ・スポルト』によると、イタリア代表FWを巡ってローマのほか、モナコやバレンシアが獲得に乗り出していた模様。しかしベロッティは、年俸約300万ユーロ(約4億円)の4年契約での合意が伝えられているローマへの移籍を優先したようだ。セリエA開幕まで2週間を切る中、クラブの要請に応じ、契約まで数日間の猶予を与えたとみられている。
なお同メディアによると、ローマは昨夏にもベロッティの獲得へ動いていたようだ。モウリーニョのチームは、インテルへ移籍したFWエディン・ジェコの後釜としてイタリア代表FWをリストアップしていたが、トリノは移籍金3000万ユーロ(約40億円)を要求。ローマは契約期限まで1年を切る選手に見合わない金額であるとして獲得を見送ったと伝えられた。
だが今夏、ベロッティはトリノを退団してフリーでの契約が可能。FWパウロ・ディバラと同様に「それほど高齢ではない移籍金ゼロの選手は、技術的な向上をもたらすと同時に投資になる」と指摘された。しかしローマがベロッティを獲得するためには、FWの余剰戦力を放出する必要がある模様。その筆頭候補が、ボローニャなどから熱視線を浴びるウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフのようだ。
ローマ首脳陣は、ウズベキスタン代表FWの残留を検討していたが、指揮官のモウリーニョはショムロドフをチームの構想外として決定。イスラエル遠征のメンバーからも外し、代役としてベロッティの獲得を求めたと伝えられている。このため首脳陣は、ポルトガル人指揮官の意向に沿って27歳FWの放出に取り組んでいるが、買い取りが発生しない期限付き移籍には応じない見込みとなっている。なお『スカイスポーツ』によれば、2日にもボローニャとショムロドフの代理人の間で話し合いが行われる予定となっている。
トッテナム指揮官だった2年前にもベロッティの獲得を求めていたと言われるモウリーニョ。今回で3回目となるベロッティ獲りは、果たして“3度目の正直”となるのか、今後の動向は注目されるところだ。
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