シャビ・アロンソ＆レアル・マドリー、ロドリゴの売却容認か…アーセナルが代理人と接触中とも

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】レアル・マドリー（ラ・リーガ）FWロドリゴは、クラブワールドカップ直近3試合で23分の出場に留まっている。

レアル・マドリーとシャビ・アロンソ監督は、ブラジル代表FWロドリゴの放出を容認するようだ。

レアル・マドリーで公式戦268試合出場68ゴール51アシストを記録し、2度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝に貢献してきたロドリゴ。しかし昨季後半から先発の座を外れることが増加しており、4月26日のコパ・デル・レイ決勝から今月19日に行われたFIFAクラブワールドカップ（CWC）2025の初戦アル・ヒラル戦(1-1)まで、53日間に行われた試合はすべてベンチスタートとなっていた。

その後のクラブW杯3試合でもわずか23分間の出場にとどまるロドリゴ。『The Athletic』によると、ロドリゴの父親であり代理人のエリック・ゴエス氏は、キリアン・エンバペやヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムらの影響でロドリゴの出場時間が減少していることに納得できず。これと選手の不振が相まって、レアル・マドリー内部でも不満が高まっていたようだ。新監督の決断を待つが、クラブ側は売却を検討していたという。

そして同メディアは、クラブW杯開幕前は「未定」となっていたロドリゴの去就だが、シャビ・アロンソ監督とレアル・マドリー側は適切なオファーであれば売却を認める方針であると伝えている。

なお、そんなロドリゴに対してはアーセナルが熱心に関心を示している模様。直近数週間で代理人と予備的な話し合いを進めているという。しかし、左サイドの強化を狙ってロドリゴ以外にもアンソニー・ゴードン（ニューカッスル）らをリストアップしているとのこと。一方で、ニコ・ウィリアムズ（アトレティック・クルブ）への関心は冷めているとも伝えられている。また、リストアップしている選手の獲得には高額な移籍金が必要になるため、クラブ側は所属選手の売却を進める可能性があるようだ。今後の動向に注目が集まっている。

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