フランクフルトは、近くフライブルクの日本代表MF堂安律への動きを本格化させる可能性が高いようだ。ドイツ誌『キッカー』のフランクフルト番記者が伝えている。
フランクフルトは現在、FWウーゴ・エキティケのリヴァプール移籍が最終段階に入っている模様。『キッカー』によると、クラブ間の交渉は移籍金9000万ユーロ(約154億8000万円)+ボーナスで大筋合意に達しているという。また、エキティケの前所属クラブであるパリ・サンジェルマンへの再売却時の利益分配(20%)や代理人手数料を差し引いても、フランクフルトは6500万~7000万ユーロ(約111億8000万~120億4000万円)という巨額の資金を手にする見込みのようだ。
一方でフランクフルトの強化責任者であるマルクス・クレシェ取締役は、その資金全額を新戦力の獲得に充てることはできないものの、エキティケの移籍が完了した場合、最初のターゲットは堂安になるという。『キッカー』のフランクフルト番記者は以下のように指摘した。
「状況からして、堂安律への動きは今週中にも本格化しそうだ。フライブルクの右ウイングは、ヨナタン・ブルカルトと同程度(2100万~2300万ユーロ=約36億1000万~39億6000万円)の高額移籍になるだろう」
なお記者の見立てでは、フランクフルトがフライブルクに支払う移籍金はエキティケの売却によって左右されない模様。また、今夏さらなる2000万ユーロ規模の補強は予定していないとも報じられている。




