日本代表MF堂安律が、リモートでのメディア対応に応じた。
ワールドカップ・アジア最終予選で直近4連勝を達成した日本代表。中国戦では相手を寄せ付けず、2-0と勝利を収めた。これで勝点を15まで伸ばし、グループB2位の座をキープしている。中国戦では85分から出場した堂安。以前から連携面での課題について指摘しているが、その課題についてのアプローチを問われると、以下のように答えている。
「メンタル面だけではないんですけど、もちろん各選手所属クラブでやっているものと代表チームの戦術は違うのですり合わせるのは難しいんですが、コミュニケーションをとりながら工夫はしています。僕の感覚として、ピッチに立って3人目・4人目が合っているなと思う時って『なんかコイツからならパス来そうだな』とか、感じるところがある。技術とかメンタルじゃなくて、感じる部分があるというか。なんとも言い難いですね」
「『コイツなら出してきそう。コイツから来るパスなら自分が動いておかないと。受ける側の責任だな』と感じることもあります。そこは技術とかじゃない」
また、途中出場で“スタンドの空気を変える力”について質問されると、「自分にあるかどうかは置いておいて」と前置きしつつ、なりたい選手像について語った。
「なにか魅せられる選手というのはそういった空気感があると思うし、10分間良いプレーをしたわけじゃなくても『何かあるよな』と見てる人が感じるのは、選手側から出そうと思って出せるものでもない。今まで自分がやってきたことをピッチで出すだけですけど、ただチームの周りがイキイキするような選手というのは間違いなく魅せられる選手の魅力だと思う。自分が出たら『周りが生き生きしているな』とか、そういうのは技術ではないと思うので、意識してやるものじゃないですけど、そういうふうになれればいいなと思います」
なお、堂安は昨年末に眼底を骨折して1試合を欠場している。その件について問われると、本人は「結構トレーニングしていないと言われるんですけど、骨折した3日後くらいには走ってました。接触が危ないから欠場しただけで、フェイスマスクさえ完成していれば試合に出れました。コンディションは全く問題ない」と体に問題はないと強調した。また、今季レンタルから復帰したPSVで好プレーを見せているが、周りのサポートの影響を強く感じているようだ。
「(PSVでは)隣にマリオ・ゲッツェとか後ろに良い選手がいるので、それに生かされている感覚があって。自分が良いプレーをしていると言うよりも『出てくるから走っておこう』と思うと出てくるので、あとはラストパス送るだけとか、そういう感覚があります。出し手が良ければ受け手も良くなるし、受け手が良くなれば出しても良くなる。そういう感覚がありますね」
「(ゲッツェは)昔に比べて派手なプレーヤーではなくなりましたし、ある程度成功している選手なんで、欲がないなと。自分でシュート全部打つよりも周りを生かしてくれるので、それがやりやすいかなと」
そして、首位サウジアラビアとの大一番について言及。また、常にゴールを狙う「ギラギラさ」は欠かせないものだと語っている。
「もちろん完璧な試合運びで完璧な形で勝てるのが理想だとは思いますけど、それが難しいのであれば『勝てば良し』というサッカーでいいかなと思います。初戦負けてギリギリのとことから勝ってきた試合も多いので、徐々に忍耐強さもついていると思います。そういう試合になれば勝ち点3が取れるかなと思います」
「毎試合ゴールは取りに行っていますし、ギラギラしてないふうに思われたらサッカーやめようと思ってるんで。それくらいのギラギラさは見ている人たちが感じてくれたら嬉しいと思います」
