フライブルクの日本代表MF堂安律は、今週中にもフランクフルト移籍に関する決断を下すのだろうか。ドイツ紙『ビルト』によると、フランクフルトは同選手からの返答を待っているという。
今月16日に27歳の誕生日を迎える堂安は、今夏の移籍が有力視されている。中でも最も具体的に関心を寄せているとされるのが、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得しているフランクフルトで、同クラブはすでに、ディノ・トップメラー監督の下でどのような役割を担うのかといったプレゼンも行ったと報じられている。
『ビルト』の新たな報道によれば、日本に帰国中の堂安は現在、家族と相談しながらフランクフルト移籍を検討している模様。フランクフルト側は、今週中にも選手から決断が伝えられると見ているようだ。
一方で、同紙は「堂安はチャンピオンズリーグでのプレーを強く望んでおり、好条件の契約も求めている」と伝えつつ、他にも移籍先の候補があることを指摘している。記事では「フランクフルトは獲得レースで有利な立場にあるものの、イングランド(ノッティンガム・フォレストなど)への移籍も依然として選択肢から外れていない」としている。
なお『ビルト』によると、堂安が移籍に同意すれば、フランクフルトはフライブルクとの交渉を本格化させるという。「フランクフルトは1500万〜1800万ユーロ(約24億5000万〜29億3000万円)の移籍金を提示する意向がある一方で、フライブルク側は直近で2000万ユーロ(約32億6000万円)を要求しているとされる」と報じている。




