フライブルクMF堂安律が決めたヘディング弾について、ドイツ『シュポルト・ビルト』が賛辞を送った。
29日に行われたブンデスリーガ第30節で、ケルンと対戦したフライブルク。するとスコアレスで迎えた54分、CKからフリックしたボールに堂安が反応。ダイビングヘッドを叩き込み、大きな先制点を奪う。そしてこれが決勝点となり、1-0で勝利を飾った。
堂安の今季ブンデスリーガ5ゴール目で、3連勝を飾ったフライブルク。これで勝ち点は56に到達し、3位ウニオン・ベルリンと同勝ち点、5位ライプツィヒに2ポイント差をつけることに成功している。
そして『シュポルト・ビルト』は、「低空飛行のヘディング弾がチャンピオンズリーグ(CL)へ?」と題し、「ブレーメン、シャルケ、ケルン相手に3ポイントのハットトリック。SCは今、CL出場権を手にしている!」とフライブルクの戦いを称賛。そして、堂安の決勝点に注目している。
「CKからヘーラーがフリックし、堂安律が低空飛行でヘッド。172cmと小柄な日本代表にとって、ブンデスリーガで初のヘディング弾となった。なおフライブルクにとって、このゴール展開は見慣れたものだ。CKからのゴールは今季6度目、セットプレーからは19ゴール目だ。これはリーグトップである!」
3連勝で4位の座をキープしたフライブルク。5月2日の次戦ではDFBポカールでライプツィヒと、さらに続く6日のブンデスリーガ第31節でもライプツィヒと激突する。そして13日の第32節では、敵地でウニオン・ベルリンと対戦。フライブルクにとって、5月頭の2週間は今季を占う重要なものとなりそうだ。




