トッテナムFWリシャルリソンがうつ病を患っていたことを告白した。
現在26歳のリシャルリソンは、今後26試合に出場して11ゴールを記録。しかし、2022年に開催されたカタールワールドカップ(W杯)以降の期間に「限界に達していた」と、ブラジル『ESPN』に涙ながらに話している。
同大会をベスト8で敗退したあと、長年の関係性を築いていた代理人と金銭トラブルに。任せていた資金を横領されていたことを明かし「そこでうつ病を患った」と吐露。「W杯後、全てが崩れてしまったように思えた」と、苦しみを語った。
以下に続く
「練習に行く前に家に帰りたくなった。部屋に閉じこもりたくなるんだ。頭の中がどうなっているのか…分からなくて。父にサッカーを辞めたいと言うくらいだった。クレイジーな事だよ。一緒に夢を追いかけてくれた父親にそんなことを言うだなんて」
「W杯の後にたくさんの誹謗中傷を浴びた。その時に個人的な問題が起きて、それらが大きく影響した。精神的に強くなったと思っていたけど、W杯後、全てが崩れ去っていった」
「(当時は)Googleでどうでもいいようなことばかりを検索していた。死に関するくだらないことまで見たくなっていたんだ」と、追い詰められていた当時を振り返りつつ「メンタルセラピストに救われた」と、心理カウンセラーとの出会いが事態を好転させたと明かした。