アーセナルのミケル・アルテタ監督は、前半のみで交代となったMFデクラン・ライスの状態について語っている。
互いに4勝1分け無敗と好調で迎えた今季初のノースロンドンダービー。ホームのアーセナルは、26分にブカヨ・サカのシュートからオウンゴールで先制したが、42分にソン・フンミンの同点弾を許す展開に。54分にもサカのPKから再びリードを奪ったものの、その直後にソン・フンミンの2点目を許し、2-2のドローで試合を終えている。
この試合で先発していたライスだが、前半のみでベンチへと下がっていた。イングランド代表MFの状態について指揮官は、以下のように説明している。
「背中に違和感があり、前半も調子が悪いと言っていた。ハーフタイムで評価したが、続行できなかったので変える必要があった」
「(長期離脱の可能性は?)そうならないことを祈っているが、検査しなければならない。彼のような選手が違和感を感じていないのに交代を求めるとしたら奇妙だよ。そうならないことを祈るが、様子を見たい」
また、同じく前半のみで交代したファビオ・ヴィエイラについては「ケガではなく戦術的な判断」と明かしたアルテタ監督。ガブリエウ・マルティネッリやレアンドロ・トロサールなど、ケガ人が相次いでいることにもコメントしている。
「5人のビッグプレイヤーを欠いたので、すでに今日は試練だった。だが、そういうものだ。他の選手にも信頼とチャンスを与える必要がある。3日間おきに試合があるし、レベルを示さなければならない」
アーセナルはこの後、27日にリーグカップ3回戦でブレントフォードと対戦する。




