ドルトムントFWマルコ・ロイスがバイエルン戦終了後、主審の判定について怒りをあらわにしている。
6日に行われたブンデスリーガ第24節で、ドルトムントはバイエルンとの“デア・クラシカー”に臨んだ。2分、9分と序盤でアーリング・ハーランドが2ゴールを叩き込んで2点をリードしたが、前半の間に同点に追いつかれる。すると88分、90分と終盤に2ゴールを許し、2-4で敗れた。
試合後、ロイスは88分にレオン・ゴレツカが決めた逆転弾について「その前に明らかなファウルがあった」と不満を漏らしている。ドイツ『スカイ』に対して語った。
「(エムレ)ジャンが(レロイ・サネに)受けたファウルは明らかだった。だが主審はゲームを止めず、そのまま3点目を奪われてしまった。僕はまったく納得していないよ。もしあのシーンでファウルを受けたと思われるのがバイエルン側だったら、主審は迷わず笛を吹いていただろうね」
一方、バイエルンMFトーマス・ミュラーは「あのシーンは問題がないから流されたわけで、僕らはただプレーを続けただけだ。試合に敗れた側はそういうところに注目して批判するものだ。結果として何も問題がない」と発言。ゴレツカのゴールは正当だと強調している。
“デア・クラシカー”の結果により、首位バイエルンは勝ち点55で2位ライプツィヒとの勝ち点差は2となっている。一方、逆転負けを喫したドルトムントは勝ち点39のままだが、同じ節でレヴァークーゼンが勝利したため、順位を6位に落とした。難攻不落のアリアンツ・アレーナでバイエルンを下すチャンスが目の前にあっただけに、ロイスにとって納得のいかない逆転負けとなったようだ。
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