今季一時は優勝争いを演じる展開になるも、12月は勝ち点の取りこぼしが続き、順位を7位まで下げたトッテナム。
トッテナムOBであるジェイミー・レドナップ氏は古巣の現状について「ジョゼ・モウリーニョのスタイルによる影響」との見解を示した。
レドナップ氏は『Sky Sports』に対して「トッテナムがトップから遠ざかったことを残念に思う」と述べたうえで、次のように語っている。
「これはトッテナムにとってパターンとなりつつある。このような形で頻繁に勝ち点を失うと、プレーヤーはネガティブになるものだ」
「選手たちは“また勝ち点を取りこぼすのか”という印象が頭に残り、それがメンタル面でも大きなダメージに直結する。これはモウリーニョスタイルの弊害でもあると言える。効率的なスタイルを手法としたリアクションフットボールだからね。うまくいかない時はチームの機能性に疑問の声も出てくるし、選手たちはどうしてもネガティブな感情となる」
「そんな試合が頻発しているのは懸念だよ。それも1~2試合だけではないからね。これはチーム内に問題があるという裏付けでもある」
12月6日にトッテナムはアーセナルを撃破。だがそれ以降は勝ち点3から遠ざかり、リーグ戦4試合で2分け2敗となった。
トッテナムは30日にフラムと戦った後、年明け1月2日にリーズ・ユナイテッドと激突する。過密日程の中だが、勝ち点3をもぎ取って上位争いへと弾みを付けることができるのだろうか。
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