ZakharyanGetty Images

ラ・リーガ2戦連続ドローのレアル・ソシエダ、ロシアの若き天才MFザハリャン獲得を発表!推定移籍金19億円

レアル・ソシエダは19日、ディナモ・モスクワに所属していたロシア代表MFアルセン・ザハリャン(20)の獲得を発表した。

左ひざ前十字靭帯を断裂したMFダビド・シルバが現役引退を決断したことで、攻撃的MFの補強を目指していたソシエダ。ディナモ・モスクワに推定移籍金1200万ユーロ(約19億円)を支払い、ザハリャンの獲得を決めている。契約期間は2029年まで。

ザハリャンは4-3-3では中盤の攻撃的ポジションや左ウィング、中盤ダイヤモンド4-4-2ではトップ下としてプレー可能。“違いを生み出せる”天才型MFとのことだが、まだ若く、安定感に欠けるとも指摘されている。ちなみにMF久保建英、FWミケル・オヤルサバル、MFブライス・メンデス、MFミケル・メリーノらソシエダのテクニシャンは圧倒的に左利きが多いが、彼は右利きだ。

ザハリャンはソシエダ加入に際して、次のようにコメントしている。

「ラ・リーガはグアルディオラのバルセロナの時代から追い続けてきた。だからラ・レアルのことも追っていたよ。ここがスペインで最も美しい街の一つであることは知っているし、ここの人々はフットボールを愛している。それにラ・レアルは素晴らしいチームで、今季はチャンピオンズでもプレーするね」

「ソシエダからオファーをもらったとき、考えることは何もなかった。代理人には移籍のためにできる限りのことをしてくれたと頼んだよ。早く練習や試合に取り組みたいね。僕にとって、チャンピオンズリーグでプレーすることは夢だったんだ(※ザハリャンはウクライナ戦争の影響で欧州カップ出場経験がない)」

ソシエダはラ・リーガ開幕からの2節を、どちらも追いつかれての1-1ドローで終えている。ジローナ戦、セルタ戦の両試合とも、前半の久保を中心とした攻撃の勢いを保てず同点に追いつかれているが、ザハリャンの加入がチームの停滞感を打破するきっかけとなるのだろうか。

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