Takefusa KuboGetty Image

セルタ戦招集外となった久保建英、ソシエダ番記者の見解は…「意味が分からない」「恥ずべきこと」「日本代表で先発していたのに」

19日にラ・リーガ第9節、敵地バライドスでのセルタ戦に臨むレアル・ソシエダだが、MF久保建英は招集メンバーから外れた。ソシエダの番記者たちは、チームの選手管理に疑問を呈している。

9月のインターナショナルウィークで左足首をねん挫した久保。その後ソシエダで臨んだ5試合の内3試合が途中出場と、なかなか怪我が治り切らない様子だったが、10月のインターナショナルウィークでも日本代表に合流して、ブラジル戦(3-2)では先発出場も果たしていた。

久保が怪我を押してプレーし続けているのではないかと危惧されていたが、ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督は17日に臨んだ記者会見で「タケはより回復した状態で日本代表から帰ってきた」と発言。だが蓋を開けてみれば、18日に発表されたセルタ戦招集メンバーにその名は含まれていなかった。スペイン『カデナ・コペ』によれば、18日の練習終わりに足首に違和感を覚えたのだという。

絶対的主力の招集外に、ソシエダの番記者たちは呆れ気味だ。SNSを通じて、チームの選手管理の甘さを指摘している。

『デイアリオ・バスコ』のベニャト・バレト記者は「タケの件はナンセンスだ。足首に問題を抱えながら日本へと旅立ち、火曜に代表チームで先発した。セルヒオ・フランシスコはより良い状態だと言っていたのに、クラブは足首を痛め続けていると伝えたのだから」との見解を記載。また『カデナ・コペ』のアンドニ・オショトレナ記者は「クボは1カ月足首を痛めており、ソシエダの最後の2試合はベンチスタートだった。そして4日前に日本の親善試合で先発すると、今日、ソシエダの招集メンバーから外れた」と状況を説明している。

その一方で『ノティシアス・デ・ギプスコア』のミケル・レカルテ記者は、「クボの件は面白くも何ともない。恥ずべきことだ」と一蹴している。

現在、降格圏19位に沈んでいるソシエダ。久保は状況を逆転させるためのキーマンと捉えられており、それだけに番記者陣の失望も大きいのだろう。果たしてセルタ戦、日本人MFなしで勝利をつかめるだろうか。

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