KuboGetty Images

ソシエダMF久保建英、地元の有力メディアがその去就を報道「プレミアリーグから複数のオファーが届いている。彼の望みは…」

レアル・ソシエダが拠を構えるバスク州ギプスコア県の地元有力メディアが、日本代表MF久保建英の去就について報じている。

ギプスコア県で最も読まれている新聞『ディアリオ・バスコ』は5日、「タケの扉は開いている」との見出しで、今夏での移籍も噂される久保の去就について報道。曰く、多くのビッグクラブが獲得を狙うMFマルティン・スビメンディは退団が確実であるものの、その一方で久保の将来は依然として不透明であるという。

同紙はその理由として、久保とソシエダの契約解除金が6000万ユーロと高額に設定されていることや、ソシエダの来季欧州カップ出場やチーム構想がはっきりしないため、久保本人にも迷いあることを挙げている。

「クボもスビメンディ同様、“恋人”には事欠かない。移籍市場では非常に評価されている選手だからだ。しかしながら(ソシエダは)彼と2029年まで契約を結んでおり、契約解除金は6000万ユーロに設定している」

「クボは(ソシエダで)幸せであり続けている。それが彼の伝えているメッセージだが、来季のチームのことを考えて、迷ってもいる。ラ・レアルは今も欧州カップ出場のために戦っており、そのことも彼の将来を左右するはず。重要であるのは、一体誰が来季もソシエダに残って、誰がやって来るか、だ。ちなみにクボの代理人はここ最近、サン・セバスティアンに数日間滞在していた」

久保に関してはこれまで、信憑性皆無のクリックベイト系インターネットサイトから、バルセロナやアトレティコ・マドリーからの興味が伝えられてきた。『ディアリオ・バスコ』によると、実際的にプレミアリーグの複数クラブからはオファーが届いているようだ。

「『ディアリオ・バスコ』が把握している状況では、ここ数シーズンと同じように、クボにはプレミアリーグから複数のオファーが届いている。ソシエダの強化部門が変化し(※今季終了後にスポーツディレクターのロベルト・オラべが辞任し、エリック・ブレトス氏が後任に)、またチームの重要選手に退団する可能性があることが、クボに迷いを与えている。とはいえ、彼はいつもソシエダで続けること、“チーム内で一際素晴らしい選手”というステータスを保つことを望んできた。彼は来季のソシエダのチーム構想が野心的であるかどうかを見たいのだ」

「6000万ユーロを支払うクラブが現れるとして、クボが続けるかどうかはラ・レアルと選手本人だけが下す決定となる。レアル・マドリーには、その決定に口を挟む権利がない。彼らが有する権利は、クボの獲得を目指すクラブと同等のオファーを提示して彼のことを連れ去るか、またはラ・レアルに支払われる移籍金の半分を受け取ることだけだ」

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