21日のラ・リーガ第10節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのマジョルカ戦に1-0で勝利した。DFジョン・パチェコは、チームの決勝点を導いたMF久保建英に賛辞を送っている。
インターナショナルウィークを終えて、日本からスペインに戻った久保。この古巣マジョルカ戦ではやはり疲労が考慮されてベンチスタートとなったが、それでも60分から出場して結果を残した。日本代表MFは出場から4分後、極めて振りの速い左足キックでクロスを送り、MFブライス・メンデスのヘディングシュートによるゴールを導いた。これが決勝点となり、ソシエダは2試合ぶりに勝ち点3を獲得している。
久保の今季公式戦の成績は11試合5得点3アシストに。高精度のフィニッシュワークを繰り返し、ソシエダにとって決定的な存在となっているが、チームメートのパチェコも脱帽している様子だ。
スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたソシエダDFは、インタビュアーから「1-0はゴラッソでした。タケ・クボは凄まじいレベルにありますね」と意見され、笑みを浮かべながらこう返答している。
「彼が触れるボールはすべて危険なものに変わってしまうね(笑)」
「完璧なクロスだったし、ヘディングを決めたのはブライスだったよね? 本当にゴラッソだったよ」
パチェコはまた、試合自体については次のように振り返っている。
「今日は苦しんだ。前半の僕たちはプレーを急ぎ過ぎたと思う。ロングボールを狙ったけど、それがうまくはまらなかったね」
「でも後半、僕たちはシステムを変えて(4-4-2から4-3-3)、両ペナルティーエリアでガツンとしたプレーを見せた。彼らはチャンスを決め切れず、僕たちは決め切ったんだ。とても満足しているよ」




