kubo imanolGetty Images

ソシエダ監督イマノルが語る久保建英の成長「タケの素晴らしい才能は誰もが知っている。彼の進化はチームのために力を尽くしたことにある」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、今季大活躍を見せたMF久保建英について、何よりも守備面での献身性を称賛している。クラブのオウンドメディアが伝えた。

4日のラ・リーガ最終節、本拠地レアレ・アレナでのセビージャ戦を前に会見に出席したイマノル監督。同指揮官は今季ソシエダに加入しながらもいきなりエース級の活躍を見せた久保について、攻撃面よりも守備面での貢献が、もっと言えば献身的にチームに尽くしていたことが素晴らしかったと強調した。

「タケは生来の才能を持っている。彼が偉大な選手であることは皆が知っているが、タケの素晴らしさは自分の求めること、何よりもチームメートとチームに素早く適応してくれたことにある」

「彼が見せるプレーには誰も驚かなかった。その才能は皆が知っている通りなのだから。私たちが彼に求めたのは才能ではなく、力を絞り尽くすことだった。ここでは懸命に働かなければ、ほかのチームメートと同じことをしなければプレーするのが難しい。彼はそのことを理解してくれたんだよ」

「誰もがタケの才能やクオリティーを話題に挙げている。だが彼は守備面で、チームに真の貢献してくれた。チームの一選手として参加意識を持ってくれたんだよ。それこそがタケが私たちにもたらしたものであり、彼の進化なんだよ」

なお久保本人は、2日にスペイン『カデナ・セール』とのインタビューで、イマノル監督について次のように語っていた。

「彼は自信を与えてくれますが、同時に不安も感じさせてくれます。プレスにいかなかったり気を緩めることがあれば……。実際、僕はいくつかの試合で先発から外されましたが、自分自身は調子が良いと思っていても監督がもっと求めていたんです」

「監督は自分が先発できるほど良くはない、ほかの選手の方が歯を食いしばってプレーできると考えたわけで、そこでもっと厳しくやらなければいけないことに気づきました」

久保はイマノル監督の要求にしっかりと応え、ソシエダでの地位を確立したと言えそうだ。

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