Kubo SilvaGetty Images

シルバのゴールを導いた久保建英、はっきりつかんだ手応え「ソシエダはこれまでのチームと違う。僕を良い選手にしてくれるし、僕も皆を良い選手にしたい」

レアル・ソシエダは8日にラ・リーガ第16節、敵地パワー・ホース・スタジアムでのアルメリア戦に臨み、2-0の勝利を飾った。この試合でMFダビド・シルバの先制点を導いたMF久保建英は、チームの調子に手応えをつかんでいる様子だ。

シルバが47分に決めた先制点は、久保を起点に生まれている。右サイドの久保はMFミケル・メリノのスルーパスからゴールライン近くまで侵入。インサイドキックでペナルティーエリア内中央に横パスを出すと、バビッチがクリアし損ねたボールを拾ったシルバがネットを揺らした。久保は前節オサスナ戦(2-0)のMFブライス・メンデスの得点に続いてソシエダの先制点を導いている。

ラ・リーガのデータに準拠すれば、久保のここ2試合のゴールの起点となったプレーは、どちらもアシストになっていない。しかしアルメリア戦直後、スペイン『DAZN』のフラッシュインタビューで、女性インタビュアーは久保にアシストを記録したとみなした質問をして、同選手は次のように返答している。

「今回はアシストにしてくれるんですか? (イエスとの返答に)ありがとうございます。先週は数えてくれなかったですからね」

「だけど大切なのは……あれ、このマイク、ちゃんと動作してますよね? (イエスとの返答に)OK(笑)。大切なのは個人でもチームでも数字を増やしていくことです。僕たちはソリッドな守備を見せて、もう一度無失点に抑えました。前の方も良い感じでゴールを決めています。これで勝ち点31(実際は32)ですが、これから大切な1週間を迎えることになります。しっかりと休んで、アスレティック・ビルバオとのダービーを迎えたいです」

またソシエダの現在の調子からすれば、ヨーロッパリーグ出場という目標はあまりに小さいのではないかと指摘されると、こう返答した。

「監督が試合前に言っていましたが、勝ち点5〜6差の中で多くのチームがひしめいています。なので気を抜くことはできませんし、ここまでしてきたことはまだ価値を持ちません。このリズムをできるだけ長く維持する必要があります。僕たちに迫ってくるチームがいますし、あなたが言うようなことを期待できるかは今後を見てみましょう」

久保はその一方で、MFミケル・メリノ、MFブライス・メンデス、MFダビド・シルバらラ・リーガ屈指のテクニシャンたちとプレーしている感想についても語っている。

「プレーしてきたすべてのチームで学んできましたが、このチームはまったく違いますね。僕たちはボールを保持できますし、それが僕を良い選手にしてくれる……このチームは僕を良い選手にしてくれるんです。僕もチームメートを良い選手にできるようにトライしていますし、ファンからの愛情も感じています」

「自分がファンの期待に応えられているかは分からないのですが、ファンの求めることに応えられるようで最大限努力していきたいと思っています」

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