Takefusa KuboGetty Images

ソシエダ、ビジャレアル撃破で破竹の5連勝!古巣相手に笑みをこぼしながらプレーした久保建英、交代時には「クーボ!クーボ!」のコールが響き渡る

レアル・ソシエダは9日にラ・リーガ第8節、本拠地レアレ・アレーナでのビジャレアル戦に臨み、1-0で勝利した。MF久保建英は先発出場を果たし、87分までプレーした。

オモニア(2-1)、エスパニョール(2-1)、ジローナ(5-3)、シェリフ(2-0)……1-2で敗れたヘタフェ戦の前にはオールド・トラフォードを舞台にマンチェスター・ユナイテッドも1-0で下しており、ソシエダは公式戦ここ6試合で5勝と好調を維持している。その要因の一つである久保建英は、2020-21シーズンの前半戦に在籍した古巣ビジャレアルを迎えたこの一戦にもスタメン出場。いつも通り、中盤ダイヤモンド4-4-2でスルロットとともに2トップを務めている。

前半、ソシエダはビジャレアルを圧倒。スビメンディ、ブライス・メンデス、ミケル・メリノ、シルバ、久保のテクニシャン集団がボールを自分たちのものにして離さず、ウナイ・エメリ監督率いるチームを自陣に押し込み続けた。久保はビジャレアル時代とは異なり笑顔をこぼし、楽しくてたまらないといった様子でプレーし続ける。また21分にはエスパニョール戦のように相手GKに猛烈なプレスを仕掛け、わずかながらボールに触れる積極的な守備を披露した。

ソシエダが先制点を決めたのは32分のこと。CKの流れから、ペナルティーエリア手前のM・メリノがエリア内左に浮き球のパスを送ると、B・メンデスが滑り込みながらボールに合わせてネットを揺らした。

後半、ビジャレアルはモラレスを投入するなど流れを変えようと試みるが、その後もソシエダ優位の展開は揺るがない。51分には久保が左サイドを突破してクロスを送り、ファーのスルロットがフリーで飛び込んだものの、これはわずかに合わなかった。

イマノル監督は73分、シルバ、スルロットを下げてチョーとカルロス・フェルナンデスを投入。その後ソシエダは久保をチャンスメーカーとして、チョーとカルロス・フェルナンデスが追加点を狙うも決めることができない。80分、イマノル監督はアリツ、B・メンデスとの交代でトゥリエンテス、レ・ノルマンをピッチに立たせ、さらに87分には最後の交代カードとして久保の代わりにナバーロを入れた。2得点3アシストの数字こそ伸ばせなかった久保だが、その攻守両面での積極果敢な姿勢、次に何をするか分からない技術の高さと大胆さは人々の心を打つものだった。ピッチから下がるときには、スタンディングオベーションと「クーボ! クーボ!」のコールを浴びていた。

ソシエダは虎の子の1点を最後あmで守り切り、公式戦5連勝を達成。ラ・リーガは3連勝で、勝ち点を16として6位に浮上している。

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