23日のプレシーズンマッチ、ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)戦(1-1)で、レアル・ソシエダの選手としてデビューを果たした久保建英。日本代表MFのプレーは現地メディアにはどう映ったのだろうか。
久保は前後半でフィールドプレーヤーが全員入れ替わったこの一戦の後半から出場。前半にMFダビド・シルバが位置していた中盤ダイヤモンドの4-4-2のトップ下でプレーし、チームの攻撃を牽引している。
スペインメディアは、久保のソシエダデビューが及第点以上だったとの見解を示す。地元紙『ノティシアス・デ・ギプスコア』でレアル・ソシエダの番記者を務めるミケル・レカルデ氏は『GOAL』に対して、同クラブのファンが久保に抱いていた疑念が、この一戦だけで解消されたとの感想を述べている。
「正直に話させてもらうが、ここサン・セバスティアンで久保の獲得について快く思っていなかった連中がいる。『ビジャレアルだけでなく、ヘタフェやマジョルカでも成功を収められなかったのがクボだ。悪い選手に決まっている。ここでもうまくいくはずがない』と言っているような連中が……。私はそれに反論していたのだが、その『悪い選手』という決めつけが間違っていたことは、この一戦の最初のボールタッチだけで証明された。ボールを持ったときのクオリティーに疑いの余地はない」
「久保はまだ21歳だが、技術のほか素晴らしい意思の強さも持ち合わせている。ソシエダに加入してわずか3日でチームメートにボールを求め、またボールを出すべき場所を指示していた。それに伴い、今回は過剰なほどボールサイドに動き過ぎるきらいもあったが、連係を深めていくのはこれからだ。前半に出場した1軍メンバーとプレーすれば、すべきこと頼るべきことがより明確になっていくだろう。久保とポゼッションを好むソシエダの相性の良さは、この一戦だけでも十分理解できた。ソシエダは彼を『悪い選手』にはしないはずだ」
またスペイン『マルカ』電子版は、「タケ・クボがデビュー戦で輝く。ラ・レアルの決勝点を決める寸前だった」という見出しの記事を掲載。日本人MFが確かな存在感を発揮したことと、77分に迎えた決定機を惜しくもGKゾマーに阻まれたことを強調して描写している。
「タケ・クボは今日のレアル・ソシエダでのデビュー戦で、素晴らしいディテールを見せた。イマノル・アルグアシル率いるチームの攻撃に何度となく絡み、チュリウルディン(ソシエダの愛称)に勝利をもたらすゴールを決める寸前までいった」
「クボがレアル・ソシエダで初めてプレーしたこの45分間を最高の思い出にするためには、勝利を祝うことだけが欠けていたのだ」
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