レアル・ソシエダは5日にラ・リーガ第27節、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を1-4で落とした。イマノル・アルグアシル監督は試合後、理不尽にも思えるマドリーのゴラッソ2発にゲームプランを狂わされたと語った。
試合開始早々にオヤルサバルがPKから先制点を決めたソシエダは、その後堅守速攻を見せたが、前半の終盤にカマヴィンガ、モドリッチに立て続けに強烈なミドルを決められてスコアをひっくり返された。後半にはさらに2失点をして、結果1-4の惨敗を喫している。
アルグアシル監督は試合後、次のような感想を述べている。
「マドリーのようなチームにはこれがあるんだよ。引いて守っても最初の2得点みたいなゴラッソを決め切ってしまう。私たちは前半を良いものにしていた。だからこそ、あの2ゴールが悔やまれる。良いスコアで前半を終えていれば、チームはもっとエネルギーを持って後半に臨めていたはずだ。だが3点目が決まり、負傷者も出たことで生き残りゲームになってしまった」
ソシエダは3日に延期分のマジョルカ戦に臨み、中2日でこの一戦を迎えていた。
「私は前半の内容に価値を見出している。あの二つのゴラッソがなかったら、一体どうなっていたかは誰にも分からない。もちろん、彼らの方はフレッシュで、私たちは違ったわけだが」
「今回のようなコンディションでレアル・マドリーと戦ったというのは、非常に価値のあることだ。チームはぎりぎりの状態でこの試合にたどり着いた。だから、選手たちには3日の休みを与えたよ。唯一ポジティブなのは、ヨーロッパリーグ敗退によって、ラ・リーガの残り試合に満足な形で取り組めることだ」




