3日に行われたヨーロッパリーグ・グループE第6節、レアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッドは0-1でユナイテッドの勝利に終わった。ソシエダMF久保建英は左肩の負傷により、招集外となっている。
グループEの首位通過をかけた一戦。前半、ボールを保持したのはソシエダだったが、やはりダビド・シルバや久保の負傷離脱の影響が大きいのか、アタッキングサードから効果的なプレーを見せられない。そして余裕を持って守るユナイテッドが、反対にフィニッシュフェーズで効果的なプレーを見せて、先制点を奪った。
ユナイテッドがスコアを動かしたのは17分、クリスティアーノ・ロナウドのスルーパスからガルナチョがスペースに走り出し、ペナルティーエリア内左からシュートを放ちGKレミーロを破った。
ソシエダと同勝ち点に並んだユナイテッドは、あと1点を決めれば直接対決のアウェーゴール数で上回り、首位に浮上できることに(第1戦は1-0でソシエダ勝利)。ユナイテッドはその後も攻め切れないソシエダ相手に決定機を手にしていったが、ガルナチョやC・ロナウドが放ったシュートは精度を欠いてしまい、追加点を奪えぬまま試合を折り返している。
後半、ソシエダは46分にスルロットがヘディングシュートを放ったが、これはユナイテッドDFに当たってからクロスバーの上へ飛んだ。その後もカルロス・フェルナンデス、途中出場のナバーロがシュートを打つなど、前半よりパフォーマンスが改善されたソシエダだったものの、しかし同点に追いつくことはできない。
対するユナイテッドは、ソシエダが良くなったこともあり前半ほどチャンスを創出できない。それでもラッシュフォードらを投入して、あきらめることなく最後まで攻撃を仕掛けたものの、結局あと1点が足りないまま試合終了のホイッスルを聞いた。首位を維持したソシエダが、チャンピオンズリーグ3位チームと対戦するプレーオフを回避している。




