Kubo Brais MendesGetty Images

レアル・ソシエダ、オサスナを下してラ・リーガ3位で2022年を終える!先発の久保建英はB・メンデスの先制弾を導く

レアル・ソシエダは31日にラ・リーガ第15節、本拠地レアレ・アレナでのオサスナ戦を2-0で制した。日本代表MF久保建英は先発出場を果たし、80分までプレーしている。

同時開催のビジャレアル対バレンシアとともに、2022年のラ・リーガ最後を飾る一戦。ミケル・メリノを出場停止で欠くイマノル監督は今回は4-3-3のシステムを採用し、中盤にスビメンディ、ブライス・メンデス、シルバ、前線に右から久保、スルロット、チョーを配置した。

前半、いつものようにボールを保持したソシエダは、22分に久保とブライス・メンデスのコンビプレーから先制点を獲得した。右サイドからの展開で、B・メンデスが久保にボールを預けて走り出し、そのままペナルティーエリナ内右に侵入。久保のリターンとなる縦パスを受けると、一度切り返してから左足のシュートを決め切った。B・メンデスはこれが今季ラ・リーガ7点目(公式戦10点目)で、同リーグにおける最多得点MFとなっている。

1点リードで試合を折り返したソシエダは後半立ち上がりに久保が強烈な存在感を発揮する。カタール・ワールドカップでは不完全燃焼に終わった日本代表MFはまず53分、右サイドを単独で突破してファーのシルバにクロスを送ったが、これはわずかに合わず。その1分後には、ペナルティーエリ内での機転を利かせたヒールパスからアリ・チョーのシュートを導いたものの、ボールは枠を外れている。さらに62分には、久保自身が右サイドからペナルティーエリ内に切れ込み左足でボールを叩いたものの、これも枠を捉えることはできなかった。久保はソシエダでは、やはり水を得た魚のようにプレーしている。

ソシエダが追加点を決めたのは64分のこと。B・メンデスのスルーパスからスルロットが最終ラインを抜け出すと、GKアイトール・フェルナンデスの眼前でループシュートを放ち、今季5点目を記録した。

イマノル監督は80分に2〜4枚目の交代カードを切り、久保もピッチから下げる。そして85分、ついにそのときがやって来た。3月に左ひざ前十字じん帯の重傷を負ったソシエダのエース、オヤルサバルがついに復帰。スルロットとの交代で、感極まった表情でピッチに入った背番号10は、万雷の拍手と声援でもってピッチに迎え入れられている。ついにエースを取り戻したソシエダは、2点リードを維持したまま終了のホイッスルを迎え、年内最終戦を勝利で終えている。

4試合ぶり勝利のソシエダは、アトレティコ・マドリーを勝ち点2差で上回り3位に浮上している。

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