レアル・ソシエダは22日にラ・リーガ第11節、敵地ホセ・ソリージャでのバジャドリー戦に臨み、0-1で試合を落とした。イマノル・アルグアシル監督は、自チームの選手たちの健闘ぶりに胸を張っている。
16分にFWセルヒオ・レオンの先制点を許したソシエダは、その後MF久保建英のミドルシュートなどでネットを揺らす場面もあったが、VAR介入の結果ゴールは認められず、結局1点ビハインドで試合を終えた。これでラ・リーガの連勝は5でストップし、イマノル監督は2シーズン前に自らの手で樹立したクラブ記録に並ぶことができなかった。
しかし、人格者として知られる同指揮官が試合後に何よりも強調したのは、選手たちに感じる誇らしさだった。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のように語っている。
「簡単な試合などどこにもない。どちらもゴールを決める状況を迎え、もしかするとそれは私たちの方が多かったのかもしれない。だがゴールを決め切ったのは彼らだったということだ。これはチャンスを決め切った方が勝ち点3を獲得するゲームであり、今日はバジャドリーを祝福しなければね」
「しかし、私は何よりも自分の選手たちを祝福したい。今日以上に彼らを誇らしく思ったことはない。まだ改善できることは多々あるとしても、その努力、気概、チームを第一に考える姿勢を試合開始から最後まで貫いてくれた。これ以上、何を求めることができる? 私たちは最後までトライして、結果を良くできる決定機も迎えていた。しかしボールが枠に入りたがらなかったということだ」
「VARについて? ゴールは取り消されたが、正当なものではなかったということだ。何よりも難しいのはレフェリングであり、今はVARが助けになってくれている。私たちが負けたのはVARのためではないさ」




