Take KuboGetty Images

レアル・ソシエダ、CL出場権争うベティスとスコアレス…フル出場の久保建英は前半最大の決定機を逸する

25日のラ・リーガ第31節、レアル・ソシエダは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦をスコアレスドローで終えた。MF久保建英はフル出場を果たしている。

4位レアル・ソシエダと勝ち点6差で5位につけるベティス……チャンピオンズリーグ出場権を争う両チームの直接対決だ。ソシエダのイマノル監督は前節ラージョ戦でベンチスタートとした久保を先発復帰させ、代わりにシルバを控えに。中盤にスビメンディ、久保、イジャラメンデイ、ブライス・メンデスを並べ、スルロットとオヤルサバルの2トップとした。

序盤、ソシエダは強度あるハイプレスでベティスのビルドアップを許さず。ボールを自分たちものとしてゴールを狙い、そして久保が最も明確な決定機を手にする。17分、CKの流れからペナルティーエリア内右でボールを拾った日本人MFは右足でシュートを放ったが、これはGKルイス・シルバのセーブに遭っている。

主導権を握っていたソシエダだが25分を過ぎるとインテンシティーを落としていき、ベティスの攻撃も許しながら前半を終えた。

迎えた後半は攻守が激しく入れ替わる展開で、肉弾戦も激しく頻繁にプレーが中断された。イマノル監督は61分に交代カードを切り、オヤルサバル、B・メンデス、イジャラメンディを下げてミケル・メリーノ、バレネチェア、そしてシルバを投入。しかしその後、逆にベティスの攻勢が強まっていき、ソシエダ指揮官は72分にスルロット、アイエンの代わりにエルストンド、カルロス・フェルナンデスも入れて交代カードを使い切った。

だが、その後もボールを持って攻めるのはベティスで、ソシエダは防戦を強いられる。久保は積極果敢にプレスを仕掛け、ボールを奪い速攻の起点になる場面もあったが、チームとして攻撃の連動が乏しくチャンスまでつなげることができなかった。

ソシエダは後半アディショナルタイム、M・メリーノがペナルティーエリア手前からのシュートでゴールをうかがったが、これも久保の決定機同様R・シルバの好セーブに遭う。結局試合は、両チームともゴールを奪えないまま終了のホイッスルが吹かれ、勝ち点1の痛み分けという結果に終わっている。

ソシエダは勝ち点55で4位に位置。翌日マジョルカ戦に臨む3位アトレティコとは勝ち点5差で、5位ベティスとの差は6をキープしている。

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