6日のラ・リーガ第9節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナにアトレティコ・マドリーを迎える。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、今夏に大型補強も実現したアトレティコの強さを強調。資金力やチーム力において、自分たちと同じ土俵で戦っているわけではないとの見解を示している。
「アトレティコが私たちと同じリーグにいると言ったことは、これまで一度たりともない。1年前も2年前も3年前もそんなことを言った覚えはないよ」
「バルセロナとレアル・マドリーとアトレティコはほかのクラブに圧倒的な差をつけている。そしてその後にはジローナ、欧州カップを戦っていないビジャレアルらがいる。私たちがどんな順位まで辿り着けるかをみてみよう。まだ道のりは長いわけだからね」
とはいえ、たとえアトレティコ相手でも勝利を目指す意思は変わらない。
「最も重要な試合は次に臨む一戦だ。次の試合が終わればインターナショナルウィークとなるが、勝てればより落ち着いた気持ちで迎えることができる」
ソシエダはミッドウィークのアンデルレヒト戦(1-2)で、その前のバレンシア戦(3-0)からGKアレックス・レミーロ以外の全スタメンを変更した。イマノル監督は大胆なローテーションを敢行している理由について、次のように説明する。
「欧州カップ戦に参加しているチームが多くの負傷者を抱えていることは知っているだろう。幸運にも私たちはそこまででもないが……。ビッグチームであれば70%の力で勝つこともできるが、私たちは違う。100%の力を出さないと勝利はつかめないんだ。だからこそ今季は、かつてないほどローテーションを行う考えだ」




