ラ・リーガは最新のサラリーキャップを発表し、スペインのトップクラブ間の財政格差が明らかになった。
ラ・リーガがサラリーキャップの見直しを発表したことを受け、レアル・マドリーは今シーズン、宿敵バルセロナの2倍以上の支出が可能となる。リーグが発表した最新のデータによると、レアル・マドリーの支出力は向上している一方、カタルーニャの強豪バルセロナは大幅な削減に直面している。
夏の移籍市場閉鎖後、レアル・マドリーの年俸上限は7億6100万ユーロ(約1322億円)に引き上げられることに。対照的に、バルセロナの年俸上限は2月の前回更新以降1億1200万ユーロ削減され、わずか3億5100万ユーロ(約610億円)にまで減少。これらの数字は、両クラブの支出能力に4億900万ユーロもの大きな差があることを浮き彫りにしている。
このアップデートでは、アトレティコ・マドリーもバルセロナに迫っており、上限額が3億2,700万ユーロ(約568億円)に増加し、スペイン王者との差はわずか2,400万ユーロとなった。
ラ・リーガのチームコスト上限は、各クラブが選手、コーチ、ユースチームを含む全スポーツスタッフに支出できる上限額。この金額は人件費だけでなく、移籍金(償却費)、代理人手数料、ボーナス、その他の関連費用も含まれている。
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