16日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、レアル・マドリーはホームでのアタランタ戦に3-1で勝利し、2試合合計4-1で準々決勝進出を果たした。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、自チームが極めて良質なパフォーマンスを見せたとして、喜びを口にししている。
ファーストレグを1-0で先勝していたマドリーは、34分にFWカリム・ベンゼマのゴールで先制し、60分にDFセルヒオ・ラモスのPKで加点。83分には1点を返されたが、その直後にMFマルコ・アセンシオがダメ押し弾を決めて、危うげなくベスト8に歩を進めている。
ジダン監督はスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のような感想を述べた。
「選手たちを祝福したよ。彼らは最初から最後まで素晴らしい試合を演じてくれた。フィジカル的な要求が厳しいチームを相手にね。私たちは良い守備を見せ、それからボールを持って良い攻撃を仕掛けなければならなかった。自分たちにとって完璧な試合だっと言える」
「思うに、相手はチャンスを手にできなかった。サパタのシュートが唯一だったんじゃないかな。彼らは多くのチャンスをつくるチームだが、今日はそうした様子が見られなかった。私たちは良いパフォーマンスを実現したし、攻撃面も良い感触だったよ」
出場停止でMFカセミロを欠いたレアル・マドリーだが、MFトニ・クロースとMFルカ・モドリッチが守備でも奮闘。ブラジル人MFの不在をそこまで感じさせなかった。
「ルカとトニのダブルボランチは凄まじかった。一方、カセ(ミロ)は得点力もあり、彼がいればまた違う形でプレーできる。ルカについて話すとしたら、彼という選手は……、ピッチ上では35歳であるという事実が、まったく見受けられないね」
ジダン監督はまた、PKを誘発するなどドリブル突破から何度も見せ場をつくったFWヴィニシウスについても言及している。
「彼についても喜ばしく思っている。PKは彼が生んだものだしね。彼のスピードがあれば、どんなDFだって困難に陥れられる。今日はとても重要だった」




